上記は2020年3月9日、日本時間の夜10時頃のドル円チャート。
5分足なので反発の様子がはっきり捉えられていますね。
この時、いつものようにトレードしながら別のブログを書いていました。
ドル円の反発が起こる30分程前は101.155あたり。
しかし、ほぼ一瞬にして102.650まで反発。
101.155→ 102.650
つまり、役140pips程急騰しています。
この日は特に重要な経済発表もなく、
仮に何らかの経済発表だとしても、
ドル円が一瞬にして140pipsも動く事は非常に稀な事です。
週末の雇用統計でさえ動いたのはせいぜい数十pips程。
マーケットがかなり荒れている状態なのは間違い無いと思います。
もしかすると、為替介入か?
こちらがドル円が反発する前(※と言っても数十分程前のもの)のドル円1時間足▼
先にも述べましたが、
この時私は別のブログを更新していた最中でした。
上記のチャート画像はその時ブログに使用したものであって、
ドル円が勢いよく下げている様子がうかがえますね。
所が、昨夜2020年3月9日、日本時間の夜10頃、
ドル円や、その他のクロス円が一気に大きく反発しました。
ユーロ円・・・116.180→ 117.190・・100pips 急騰
ポンド円・・・132.570→ 134.530・・・役200pips急騰
とまぁ、ここでも相変わらずポンド円の上げ幅が一番大きいですね。
反発直前売りポジションを保有中のトレーダーは多かったと思います。
だって、ガンガン下げまくっている相場で、
買いエントリーは危険ですものね・・・(^^:
正直、ここ何年も為替トレードを英検していますが、
ここまで突如急激に相場が急騰するのは、
政府による介入しか検討が付きません。。
しかし、基本的に介入は「こっそり」行われるのが普通なので、
事前にトレーダーに明かされる訳ありません。
そこでネットで調べてみた結果、
こんな記事を見つけました▼
新型コロナウイルスの感染拡大で円高が急速に進行し、3月9日夜には、海外市場で円の対ドルレートが一時1ドル=101円20銭台急騰した。取引参加者の間では、円高進行に対する警戒感が根強い一方、日銀による円売り・ドル買いの市場介入観測が流れる。市場介入という「伝家の宝刀」は抜かれるのか、日銀周辺を探った。
参考サイト
上記の記事でははっきりと「日銀介入」があったとは述べていませんが、
ここまで突如、相場の急騰が起こると、
介入の疑惑もあり得ない話では無いと思います。
コロナウイルス拡大による市場悪化が原因か?
コロナウイルスが発生し始めた当初は、経済学者の間では
市場に影響を及ぼす事は無いだろうとの見解でした。
当時は、発祥地中国でも感染者が数百名程度だったのと、
いずれはウイルスの勢いも中国国内で終息するだろうと思われていたのかも知れません。
所が2月、3月に入ってもウイルスの勢いは収まらず、
現在では世界中で感染者が発見報告されている状態です。
世界中がパンデミック状態です。
この影響は市場にも大きく影響していると思われ、
ドル円を始め、ダウ、日経225もここ数週間で大幅に下落しています。
各国で「入国制限」が行われる事で、流通が滞るため、
経済が不安定な状態に陥ってしまうのではないでしょうか?
まずありえないとは思いますが、
ウイルス拡散防止の為、世界中で「空港閉鎖」を行い、
鎖国状態となってしまえば、
「貿易」と言う流通が滞ってしまう為、それこそ終わりだと思います。
まぁ、上記はあくまでも私の仮説なので、
まずあり得ないことだと思います。
(※こなな事が起こったら本当に大変です。)
ドル円の最安値は「直近最安値」となりうる可能性も!!
先ほどのこちらの画像ですね▼
チャートをよく見ると、少し手前でも101円台後半を試していますね。
昨日の下落で、手前の最安値が更新された状態に陥った事になります。
しかし、
手前の最安値でもドル円はやや反発しています。
仮にドル円が再度「101.70~101.100」を試すようであれば、
同様の反発が再度起こる事が考えられます。
つまり、
昨夜試したドル円の「相安値付近」は
”やや強力なサポート”
と捉えることが十分可能かと思います。
コロナウイルスの市場への影響により、
相場が緊張状態であることは確かだと思います。
しかし、このような「荒れ相場」であつても、
上手くトレンドに乗れば利益に繋げていく事が十分可能です。
日頃の練習トレードなんかも
トレードスキル向上に繋がると思います。