金融庁がレバレッジ上限の引き下げを検討していると日本経済新聞が報じたのだ。
報道通りレバレッジ上限が10倍程度まで規制されれば、このメリットが大きく失われてしまうことになるだろう。
~ヤフーニュースより~
今年の秋頃に、金融庁は、
FX全般におけるレバレッジを、25倍から10倍に引き下げを検討中との事。
現段階では、あくまでも「検討中」との事ですが、
前回の規制(※2009年頃)の大幅な規制を考えれば、
今回の規制案も「強行」の可能性が高いと見ています。
そもそも、金融庁は過去にも数回規制を実行しています。
一番記憶に新しいものが、2012年頃の「バイナリーオプションの規制」ですね。
この規制前はGMOクリック証券のバイナリーが人気でしたが、
今では閑古鳥が鳴いている状態です。
今回の「レバ10倍規制」も恐らく、近いうちに実行される可能性が高いと思われます。
目次
そもそも「レバレッジ引き下げ」が、「投資「保護」に繋がるのか?
金融庁が度々規制を行ってきた理由は、「投資家保護」が主たる理由ですが、
ここまで投資に対して規制の厳しい国は日本だけでしょうね。
基本的に、投資は自己責任であるので、資金が消えようが、増えようが
個人の責任が問われます。
日本は一応、ビジネスや投資においては「資本主義」が基本なので、
ここまで国が規制をかけ過ぎるのはどうかなと、私は思います。
相場の世界だって完全に「資本主義」です。
リスクを取らねば、リターンは得られません。
仮に、レバレッジ10倍規制が施行されれば、
今よりも多くの資金が必要になるので
FXの敷居が高くならざるえません。
「投資家保護」が主たる規制の理由だそうですが、
私はそうは思えません。
それなら、ゼロカットシステムを導入すれば良いだけの話なので、
単に必要証拠金が増えるだけで
トレーダーにとって何のメリットも有りません。
もう、
「資金10万円から始めるFX」
。。。。なんて完全に無理ですね(^^;
現状の25倍レバですら、10万円の資金では到底足りません。
少なくとも20万~30万は必要です。
早ければ2018年度から施行される?
「一体、いつからレバ10倍規制が施行されるのか?」
トレードの拠点が国内ブローカーしか無い人は
レバレッジ10倍引き下げは死活問題です。
ですので、今のうちに覚悟を決めておいた方が良いでしょう。
実際、前回のレバレッジ規制案が出た時も、
大勢の投資家の反対を押し切って実行されたので、
今回も施行に踏み切る可能性が高いと思われます。
金融庁は、「仮想通貨」に対しての税制も確立しましたから、
FXの方の整備も急速に変えていく方針なのかも知れません。
レバレッジ10倍規制については、
早ければ2018年度から施行されるとの事です。
既に「海外口座」や、「仮想通貨」に乗り換えするトレーダーが続出
この報道を受けて、国内ブローカーを中心に取引しているトレーダーが、
海外ブローカーや、仮想通貨に乗り換える事態が起こっているそうです。
確かに、レバレッジ10倍に引き下げられてしまえば、
仮にドル円が1ドル=112万円で取引されていれば、
10万通貨建てるのに100万前後の証拠金が必要になってきます。
ポンドとか、ユーロ系の通貨はもっと高額になりますからね。
レバレッジ10倍規制はトレーダーにとっては本当に不利です。
今後取るべき対策について
仮に自己資金が100万有ったとして、
ドル円=112円で、レバレッジ10倍ではどのくらいのリスク追う事になるのか?
ちょっと計算してみれば簡単に分かる事です。
現状の25倍では、100万も有れば、
10万通1ポジション位は何とか耐えられたのですが、
10倍のレバレッジでは、資金100万でもかなりきついですね。。
かと言って、1万通貨~2万通貨の取引を数回繰り返したとしても、
それほど儲かりません。
今後の対策としては、
レバレッジの高い海外口座も、視野に入れておいても良いと思います。
まともにFXで稼ぐには、
海外口座を使うしか無いのかなと思います。
海外口座は不安だ。。。という人も多いでしょうが、
上手く付き合えば、少ない資金で大きく稼げるので
これ程魅力的なものが無いと思います。
※管理人は以下の海外ブローカーを使っています▼
⇒最大レバ888倍と業界最大手の海外ブローカー。「スプゼロ口座」以外取引手数料もゼロなのも魅力です。
口座開設じに3000円が自動でキャッシュされ、
なお且つ入金額に応じて、最大5000ドルのボーナス制度が有ります。
ここは知る人ぞ知る優良ブローカー。
インターバンク直結なので、価格の透明異性が高く信頼度の高い業者。
有る程度FXに慣れている向けのブローカーです。
関連記事