先週の水曜日頃でしょうか?
イギリスのEU離脱を巡る世論調査によれば
残留派が離脱派をやや上回ったことから
ポンドが円に対して高騰しました
この週のポンド円の最高値・最安値は以下の通り
最安値・・・155.941
最高値・・・161.617
この約10日前に雇用統計で相場がやや乱れた後だったので、
ポンドの高騰が一概にEU離脱問題が絡んでいるとは言い切れないですが、
恐らく、今回のポンドの高騰はEU離脱回避に繋がる要素が
投資家の心理に働き買い注文が殺到したと考えられます。
この一週間の間にポンドは約6円価格が動きました。
やはり、ドル円に比べてポンドのボラティリティーが大きいですね。
ハイリターン・ハイリスクな通貨ペアで有名なだけ有ります。
国内では「ドル円」が一番注目されがちな通貨ペアですが、
実際はポンド系やユーロ系の方がドル円よりも変動幅が大きいので、
有る程度投資経験のあるトレーダーにとっては非常に魅力的な通貨ペアです。
管理人も、ドル円よりもポンド円やユーロ円のトレードがメインです^^
やはり動きやすい分稼ぎやすいですよね。
ちなみに、ポンド円が高騰した日も100pips前後の利益を確保。
最近使っているこの手法は結構使えます。
もしもイギリスがEUを離脱したら世界経済どうなる??
今のところ「残留派」の方が有力のようですが、
仮にイギリスがEUを離脱した場合、世界的に大きな経済ダメージが予想されます。
それまでイギリスがEU加盟国としてきた訳ですから、
離脱すればそれまで受けていた恩恵に預かれなくなるので当然です。
特に、今年5月始めに発表された「パナマ文書」により、
キャメロン主相の立場もかなり危うい状態。アイスランドでは主相が辞任したくらいです。
それだけ、この「パナマ文書」は無視できない存在なのです。
とは言え、未だ残留派が離脱派をやや上回る状態のようなので
このまま行けばイギリスEU離脱の可能性は低いと思われますが、
現時点では「残留派」も過小評価出来ない状態のようです。
こうした問題は日本のメディアではあまり大々的に報道されず(パナマ文書も含む)
多くの日本国民はあまりこの問題に関心が無いようです。
日本のメディアは娯楽性の高い番組が多いので有る意味仕方ないとは思いますが、
もう少し世界情勢に関心を向けるべきだと思います。
特に投資家にとってはイギリスEU離脱問題は重要です。
結果次第で、その後の日本経済にも何らかの形で影響があると考えて良いでしょう。
イギリスの行方は6月23日の国民投票にゆだねられそうですね。
コメント